『金具類及び金釘無し棺』開発経緯
この商品を開発するに先駆けて、全国の火葬場と各県の役所環境課等、150カ所以上を訪問させて頂き、火葬業務での多くの問題点や改善案を拝聴できました。
燃焼ガス（ダイオキシン群）のよるお遺骨の変色問題
問題点や改善案
- 火葬効率／作業性の向上
- 収骨時又は収骨後の金具類及び金釘等の取り除き作業問題他
- 臭気対策の解決
- 火葬場から排出されている有害物質問題
- 残骨灰等の処理方法
有害物質の排出はご遺体や副葬品に含まれる物が原因と考えられております。副葬品に対しては火葬場や各自治体より自粛依頼が葬儀社を通じて遺族親族に出ている傾向にあります。その反面、意外と知られていないものが、棺に使用されている大量の金具類及び金釘等の影響が考えられます。この金具類及び金釘等は収骨前後に取り除き作業が必要とされることと、産廃の観点からタッカー針はアルミ製であり火葬時に有害物質を排出しています。棺に使用されている大量の金具類及び金釘の対策や解決も必須であります。
一つの棺から出た金属片
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火葬後の収骨前の状態。
収骨後、分別された残骨に外から見えない金属が埋まっている場合があります。
金具類及び金釘無し棺の使用により問題を解決します。
火葬（収骨）後の残渣物吸引時のパイプ破損
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改善に向けての検討
- 環境対策
- 金具類及び金釘等の取り除き作業
- 産廃問題
- メンテナンス費用の削減等
DATA
一つの棺に使用されている金具類・金釘の平均数量
※年間葬儀施行数を130万件として算出
- 金釘（4センチ〜）
- 45本〜60本
- タッカー針（中針）
- 45本〜50本
- ピンタッカー（中針）
- 8本〜12本
- 飾り金具
- 6個〜10個
- 全体の平均重量
- 150g〜170g
- 月間使用量
- 16.2t〜18.4t
| 年間平均重量（廃棄量） | 195t〜221t |
